心の矢印の向け方について

お仕事柄、クライアントさんにご提案や、軌道修正の意見をお伝えする会話が多いのですが、その時に気をつけているのが「心の矢印がどこを向いているのか?」ということです。

例えば、何かのアドバイスを相手に伝える時に、わざわざ相手がやってきたことを全否定したり、プライドを傷つけるような言い方で言葉を選ぶ人を過去何人か目にしてきたことがあります。

私はそういう人はスゴく苦手なので、

この人とは、お付き合いしたく無いな。

と、表情を変えず、心の中で境界線をスパッと引くのですが

「自分の言うことをしのごの言わずに聞かせたい」

というエネルギーが、強烈に伝わってくるんですよね。

クライアントのため・・・と思いこみながら、自分の承認欲求を満たすことばかりに使っていると「言葉」や「態度」に現れます。

特に、私のようなコンサルティングのような仕事についている人こそ、気をつけておかなければいけないと思います。

自分で事業をしていると、特に「自分自身の矢印が、今どこに向いているか?」ということに意識を向けた方が良いと考えています。

 

矢印が相手を向いている瞬間

個人事業というスタイルで、自分自身の価値でお客様からお金を受け取るという働き方をしていく場合、矢印は自分にも、お客様にも向けていく必要があります。

会社員の時って、どうかしたら自分にもお客様にも向けなくても、お仕事を続けることはできるケースもあります。

なぜなら、指示・管理・提案を会社の組織がしてくれるからです。

でも、個人でお金をいただく場合、イチから自分を知り、お客様を知るということをやり続ける必要があります。

 

では、どんな時に心の矢印を相手(お客様)に向けるのでしょうか??

個人的には、価値を提供する時間はほとんどクライアントさんの方へ向けています。

価値を提供する時間は、サービスを提供する時間だけではありません。

このように、

情報発信内容を準備しているとき
次の企画を考えるとき
相談に乗るとき
商品を販売するとき

こういった時間は、全く自分のことを考えずに相手のことに集中しています。

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