海の見えるオフィスを手放すことに

ビジネスを通じて、日々沢山の出会いやチャレンジを続けていると
自分への新発見も湧き出てきます。

例えば、今日なんかは
本当はこなさなきゃいけない仕事が沢山あって、
明日終日お休みを取ろうと思っていたのですが
朝から気分が鬱々としてしまってベッドから動けない。

まいったなぁ。
なんて思って、以前なら無理やり動こうとしたり、
ダラダラしている自分を責めるなんてことをしていたのですが

今日は、自然に任せてみて
「どうしたのか?」と自己探究をしてみました。

そうすると出てきたアイディアは意外で
「昨日、人でいっぱいのシェアオフィスに行ったからでは?」
というもの。

自分では、場の影響なんて受けない鈍感な人間だ!
と思っているのですが、

思い返してみると

3ヶ月前に契約したシェアオフィスは
どんどん人が増えて、場内パンパンな状態。

仕事をした翌日は
仕事が手につかないメンタルになることが何回かありました。

回復には夕方まで掛かるので、
せっかく別日に設定していた休日を返上しないといけないことになります。

 

もともと、何も感じない人だったのに

 

30代までは全く大丈夫だったのですが
起業して半年後(一昨年の春)くらいから
ビジネスアポを通じて
人のエネルギーから影響を受けていると感じるようになって

日々、沢山の人に会う営業スタイルはやめて
90%お家中心のお仕事スタイルになりました。

でも、せっかくだから海が見えるオフィスで仕事したーい
と思って、3ヶ月前にシェアオフィスを契約したら、、

誰とも深く話さないのに、影響を受けるようになっていました。

これって、メンタル弱子になっているのか?
まさか、病では!?

とか、心配になる人も多いかもしれませんが
個人的には、ビジネス力が上がるにつれて「感受性が上がっていること」
理由かなと思っています。

 

ビジネス力と感受性の関係

感受性って、そもそも何か?ひとことで表すと

周囲で起きている事柄や相手の発言した言葉を汲み取る力

のことです。

言葉、どころか相手のちょっとした行動や表情から
心理状態を汲み取ってしまうこともあると思います。

「察する」ことを日々求められる日本社会では
感受性の高い人は、そもそも多いのではないでしょうか。

ビジネスとの相関関係でいうと
相手の意向を汲み取って
適切な提案をしたり

クライアントが言語化できない部分を読み取って
提案をしたり、気づきの機会を作る場面

また、施術などで
身体を触った感触で、状態を読み取ったりする

こういった場面で、感受性はどんどん磨かれていきます。

私のお仕事も例外ではなく、
沢山の業種の、様々な気質のクライアントさんが当然いらっしゃり
自分の思い込みや思考をなるべく消して
その方々の思考にダイブするカタチでコンサルをしたり、戦略を立てているので
感受性がとても大切な能力なのです。

なので、敏感になって当然。

そういえば、私のビジネスの先輩も
氣が悪い場所にいれないって言ってたなぁと思い出しました。

素の自分を受け入れて、上手にお付き合いする

感受性が強くなって、日常や仕事の場面で影響が出てきて
何とか出来ないのか?!

もしかしたら、こんな心配をされる方もいらっしゃるかもしれませんが
専門家の先生に確認したところ
自分でブロックするのは難しいらしいです。

なので、自分自身で
どんな環境であれば、良いコンディションで活躍できるのか?
を日々探っていくのが良いのでしょう。

今までの環境を変えていく必要が出てきますが、
自分の新たな進化が楽しみな毎日です。